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ハワイ州は世界の中でも絶滅危惧種が多く存在するエリアです。太平洋諸島魚類野生生物室が指定する絶滅危惧種の数はハワイ州全体で400種以上にのぼります。ハワイ固有植物や動物に壊滅的な影響を及ぼした大きな原因はは外来種や疾病が持ち込まれたことです。以下にあげるのは米国連邦政府の絶滅危惧種保護法によって守られている、ハワイ島で遭遇する可能性のある数少ない固有動植物です。

ハワイアンモンクシール (ʻīlioholoikauaua).

ハワイアンモンクシール(アザラシ)は世界で最も絶滅が危惧される海洋性哺乳動物のひとつです。米国の海域内に生息するアザラシやアシカの中では最も貴重な種になります。ハワイアンモンクシールには50ヤード(約45メートル)以上離れて観察してください。ハワイ島、コナにあるケ カイ オラの施設では、これまでに何頭ものハワイアンモンクシールを救済し、リハビリを行ってきました。

ESA*, MMPA**, +S

ウミガメ - ハワイアオウミガメ(ホヌ)、タイマイ(エア)

ハワイで生息するすべてのウミガメが保護対象です。許可なくウミガメを捕獲することや、いたずらや危害を加えること、または体の一部やウミガメを使った製品を販売することは固く禁じられています。少なくとも10フィート(約3メートル)は距離をとって観察してください。エサをあげたり、触ったり、乗ろうとしたりする行為はウミガメらに苦痛をあたえます。ハワイの人々にとって、ウミガメ(ホヌ)はハワイの神話に登場したり、ペトログリフとして溶岩に刻まれたり、アウマクア(家族神、守護神)として今も大切にされています。

*ESA, +S

ハシナガイルカ (naiʻa)

追いかけたりする行為はイルカに苦痛を与えます。野生のイルカに遭遇した場合は、50ヤード(約45メートル)以上離れたところから観察してください。

MMA*

ザトウクジラ (koholā)

ザトウクジラからは少なくとも100ヤード(約91メートル)以上の距離をとって観察して下さい。

ESA*, MMPA*, +S

ハワイガン(ネネ)

ハワイアンガン(ネネ)はハワイ州鳥です。1967年に保護種となって以来その数を少しずつ増やすことに成功しています。50年以上経った現在、深刻な絶滅危機からは免れました。しかし、この種は今でも絶滅の脅威にさらされており、継続的な保護が必要です。

*ESA, +S

ハワイコウモリ(オペアペア)

ハワイ諸島に生息する唯一の在来種陸生哺乳類です。化石調査によると、少なくともあと一種類のハワイ固有のコウモリが生息していたと言われています。ハワイ語ではオペアペアと呼ばれ、在来、外来を問わず多種多様な夜間飛翔性の虫をエサにします。

*ESA, +S

*ESA = Endangered Species Act (ESA)
**MMPA = Marine Mammal Protection Act (MMPA)
+S = and State Law

上記の貴重な保護種からは十分な距離を保って観察してください。ルールに反した場合は罰金を科せられる可能性があります。

座礁したり、漁網にからまったりした海洋生物を見つけたら、1-888-256-9840に通報ください。ウミガメやその他海洋性哺乳生物を追いかけたり、触れたり、乗ったり、エサを与えないでください。この行為は米国連邦法で禁じられています。観察時間は30分以内にしてください。周りを囲んだり、船と海岸線の間に挟み込んだりしないでください。船に乗っている時に海洋性哺乳生物が近くに来た場合、エンジンをニュートラルにし、離れるのを待ちましょう。

NOAAアメリカ海洋大気庁 漁業執行ホットライン 1-800-853-1964 (1日24時間年中無休)

DOCARE (保全資源執行部) 808-974-6208 (ヒロ) 808-323-3141 (コナ) 808-887-6196 (ワイメア)

怪我をした在来種の鳥を見つけた場合は Hawaiʻi Wildlife Center ハワイ野生生物センター)にご連絡ください。 電話(808) 884-5000  メール [email protected]
 (識別のため写真を添付してください)

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