予測
気象災害や水害が一週間以内に起こる可能性がある場合に予測情報(Outlook)が発表されます。予測情報は、人命や家屋に危険をもたらす重大な気象の変化が起こる可能性があることを知らせ、注意を喚起したものです。
注意勧告
気象災害や水害が間近に迫っているか、起こりうる可能がある場合に、注意勧告(Advisory)が発表されます。注意勧告は注意報に比べて緊急性は低いですが、注意をしなければ人命や家屋に危険を及ぼす可能性のある場合に出されます。
注意報
気象災害や水害が起こるリスクが大幅に高まっているが、実際の発生有無、場所およびタイミングがまだ不確かな場合に注意報(Watch)が発表されます。注意報が出た場合、災害をもたらす気象が発生する可能性があるということです。災害に備えて避難のための行動計画が必要です。特に野外に出られる際には、最新情報をご確認下さい。
気象災害や水害が発生している、又は間近に迫っているか起こりうる場合は、警報(ワーニング)が発表されます。警報が出た場合、気象条件が人命や家屋に危険を及ぼす可能性が大いにあり、台風や悪天候の中心に近いエリアにいる場合は、細心の注意を払って避難して下さい。
警報
- 地元ラジオ局が報道するハワイ防災当局および国立気象局からの最新情報を確認してください。
- 洪水の可能性がある場合は、河川区域に近寄らないでください。雨が降っていない場合でも、内陸(山側)の天候を確認しましょう。暗雲があれば、山側では雨が降っており、そのエリアの河川区域では鉄砲水が起こる可能性があります。
- 安全のために、引き返しましょう!
- ハワイ島に関する国立気象局の自動音声ガイド(電話番号808-935-8555)にてご確認ください。
- 安全に留意して、常に最新情報を確認してください。
各ビーチによってライフガードの駐在時間が違います。緊急時、ライフガードが不在の場合は911に連絡してください。
各ビーチに関する詳細情報(英語)は画像をクリックしてご覧ください。
ビーチに行く前に知っておくこと
海の状況をリアルタイムにチェック: こちらをクリック.
- 見た目だけで判断せず – 誰も泳いでいなければ、遊泳に適したビーチではない可能性が高いです。
- 海には決して背を向けない でください。
- 海でのアクティビティは、体力を必要とするものが多いため、自分の限界を理解し、無理をしないようにしましょう。
- 波は急激に高くなることがあります。 万が一、高波に襲われた場合、波の下にもぐって、波の後ろ側に出ましょう。次の波が来る前に速やかに岸へ避難してください。
- 薬物やアルコールを摂取した場合、海に入らないようにしましょう。溺れる危険性が高まります。
- もしも離岸流に巻き込まれた場合、流れに逆らわず落ち着いて流れに身を任せましょう。沖で離岸流から離れたら、岸に向けて流れから離れる角度で泳ぎ、助けを呼んだり合図を出してください。
- 危険は海岸全域に存在します。 少しでも危険を感じた場合は、海に出ないようにしましょう
- サンゴ礁は危機に瀕しています。 オキシベンゾン、アボベンゾン、ホモサラート、オクチノキサート、オクトクリレン、ナノ粒子などの成分が含まれた日焼け止めはサンゴ礁にとって有害な成分です。サンゴ礁に優しく、紫外線から身を守るため長袖、帽子、ラッシュガード、日傘などで紫外線対策を行ってください。酸化亜鉛の成分が含まれた日焼け止めの使用もその保護にもつながります。
- サンゴ礁の上に立ったり、 踏みつけたり、触ったりしないでください。
- 海洋生物は 推奨距離.を守って観察してください。
- ハワイ州は海洋生物に有害な成分であるオキシベンゾン、オクチノキサートを含んだ日焼け止め(認可のおりた処方箋を除く)の販売、流通を法律で禁止 した米国で最初の州です。(ハワイ州法:SB 2571)
* すべての標識に注意を払ってください。
各ビーチによってライフガードの駐在時間が違います。緊急時、ライフガードが不在の場合は911に連絡してください。
海辺における警告標識がある場合は必ず従ってください。 |
このパンフレットではライフガードが駐在するビーチリストや役立つ情報、海辺における警告標識の説明が記載されています。 |
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砂州における砕波 砂州によってできた浅海域での砕波は、小さい波であっても大きなケガの原因となります。ボディサーフィンや、ボディボードの使用は行わないで下さい。 |
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高波注意 海上で嵐が発生すると高くて勢力の強い波が発生します。これらの波は大きなケガの原因となります。ボディサーフィンや、ボディボードの使用は行わないで下さい。 |
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危険なショアーブレイク 波が直接岸に当たり崩れる波のことをショアーブレイクと言います。小さな波であっても大きなケガの原因となります。ボディサーフィンや、ボディボードの使用は行わないで下さい。 |
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強い潮流 水泳上級者であっても逆らって泳ぐことが困難な速い水の流れです。沖に流され、溺れる可能性もある為、遊泳は禁止です。 |
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電気クラゲ 毒性を持つ海洋生物の一種です。刺されると痛みやアレルギー反応を引き起こす可能性があるため遊泳は禁止です。 |
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ビーチ閉鎖/遊泳禁止 波が高く非常に危険な状態です。大きなケガや溺れる危険性が高いため遊泳は禁止です。 |
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レッドフラッグ 高波および強風により非常に危険な状態です。遊泳は禁止です。 |
制限速度標識に従ってください。
シートベルト
ハワイ州の法律により、車の前方後方すべての座席でシートベルトの着用が義務付けられています。大人も子供も、常にシートベルトもしくは子供用の安全ベルトを着用しなければなりません。シートベルトを着用していなかった場合の罰金は現在102ドルです。子供の抑制法では、4歳未満のお子様はチャイルドシートの使用が義務付けられ、4歳から8歳のお子様はチャイルドシートまたはブースターシートの使用が義務付けられています。違反した場合は、4時間の安全講習の履修が義務付けられ、加えて違反点数によって100ドルから500ドルの罰金が科される場合があります。
携帯電話を含む電子機器
ハワイでは車を運転しながら手持ちの携帯電話を含む電子機器(Mp3プレーヤー、携帯情報端末、ナビ端末)を操作することは法律違反です。また、赤信号や停止標識で停まっている間も手持ちの携帯電話を含む電子機器の使用は禁じられています。さらに、18歳未満の運転者は、運転中のハンズフリー携帯電子機器の使用も禁じられています。違反した場合、257ドル以上の罰金が科せられます。スクールゾーンや建設現場付近での違反の場合、罰金額が上がる場合もあります。ダイヤル911の緊急通報電話の場合のみ例外となります。
ヘルメット着用
17歳以下の者がオートバイを運転する場合、ヘルメットの着用が義務付けられています。自転車に乗る際も、16歳未満はヘルメットの着用が必要です。スクーターの場合も、17歳以下 であればヘルメットを着用しなければなりません。
2019年11月現在の情報です。
ハワイ州では毎年何千もの地震が発生しています。活火山の噴火の過程や、地殻にかかるハワイ諸島の島の重みによる負荷を地球深部で構造的に調整する場合に地震が起こります。ほとんどの地震はごく微小なもので、地震計と呼ばれる非常に精度の高い計測機器でないと感知することはできません。しかし中には揺れが強く複数の島で感じられる場合もあります。情報提供:USGS 米国地質調査所
大地震が発生した場合
建物の中にいる場合は、外に出ずしゃがみ、頑丈なテーブルや机の下に避難してください。揺れがおさまってから移動してください。近年の住宅は、出入り口の強度が一番強いとも限らないため、テーブルの下のほうが安全です。
学校、高層ビル、スタジアム、劇場 または店舗にいる場合も、屋外に出ないでください。
床にしゃがみ、頭上を保護し、つかまってください。窓際やその他の危険な場所は避けてください。エレベータの利用しないでください。スプリンクラーや火災探知機が作動する場合もあります。地震発生の最中に外に出ないでください。店舗内では、ショッピングカートやハンガーラックが安全に役に立つ場合もあります。重いものが積んである高い棚からは離れてください。まず床にしゃがみ、必要最短距離のみ移動して下さい。冷静に最良の判断をしてください。スタジアムや劇場にいる場合、座席にとどまるか、前列との間の床にしゃがみ、両腕で頭と首を保護してください。揺れが収まるまで外に出ないでください。
屋外にいる場合
安全に移動できるのであれば、できるだけ周りにものがない安全な場所に移動してください。険しい崖や、亀裂のある道路、電線、樹木、ビルの看板、乗り物その他の危険な場所は避けてください。
運転中の場合
路肩によせて停車し、駐車ブレーキをかけてください。橋や電線、険しい崖や亀裂のある道路、高架交差路、看板その他の危険な場所は避けてください。強い揺れがおさまるまでは車外に出ないでください。電線が車上に落下した場合、専門業者の対応を待ちましょう。
海辺にいる場合強い揺れがおさまるまで地面にしゃがみ、頭上を保護して下さい。強い揺れがおさまったら、高台や内陸に向かって速やかに避難してください。海抜100フィート(約30メートル)または津波危険区域標識のエリアからは避難しましょう。険しい崖を避け、落石に注意してください。過去に地域内ににて津波の例があった場合、可能な限り高台に避難してください。危険を感じた場合は、警報が出る前に安全な場所へ避難して下さい。
寝ている場合
ベッドから離れず寝具や枕などで頭を保護しましょう。出入り口に向う際に床に散らばったガラスの破片で怪我をする可能性もあるためも、その場から離れず揺れがおさまるのを待ちましょう。
車椅子の場合
車椅子のブレーキをかけ、揺れが収まるまで座ったままで待機してください。腕やクッション、本など身近にあるもので頭と首を保護しましょう。
オープンしている道路やトレイルを利用してください。 閉鎖されている道路やトレイルは危険ですので立ち入らないでください。
亀裂や陥没穴には近寄らないでください。 亀裂に落ちて大きなケガを負った例があります。亀裂の端の地場は不安定なので決して近づかないでください。
落石は予期せぬ時に発生します。 周囲に注意を払い、断崖には近寄らないようにしてください。
丈夫な靴と長ズボンを着用してください。 溶岩で転ぶのは、割れたガラスの上で転ぶようなものです。
暗くなってからのハイキングは控えてください。土地勘のある人でも細心の注意が必要です。
ハワイ火山国立公園は自然の場所です。キラウエア火山の印象的な地形は、力強く制御できない大自然の力によって常に形を変えています。この自然がもたらすダイナミックな変化に敬意を払うとともに危険を伴うこと理解してしてください。閉鎖されている場所には進入しないでください。
「私有地」(Private Property)や、「立入禁止」(No Trespass)のサインに注意し、私有地への立ち入りを行わないで下さい。農地で囲いがある場合はもちろんですが、特に、囲いがなかったり、侵入者を防ぐ設計になっていない農地へも立ち入らないでください。保安林の入り口や境界線では、「政府所有地、立入禁止」(Government Property, No Trespass)というサインがあるなしに問わず侵入しないでください。
ハイキングトレイルに関する詳細情報は、ハワイ州土地資源局の次のリンクからご確認ください。(リンク:Nā Ala Hele Trail and Access
ハワイ火山国立公園のページでは、初心者から上級者向けのハイキングトレイルを難易度別にご紹介しています。
9-1-1 — 重篤な医療的問題、火事、その他人命にかかわる状況や犯罪現場に居合わせた場合は現在地を確認し、911に速やかに通報してください。
9-1-1 (テキストまたはショートメッセージ) — 音声の通報ができない場合は、テキストまたは、ショートメッセージにて911に通報して下さい。
808-935-3311 — 緊急性が低く、人命に関わる事態でない場合はこちらにご連絡下さい。ハワイ郡警察の連絡先です。
808-961-8300 — 犯罪通報ライン(クライムストッパーズ)に匿名で通報できるハワイ郡警察の連絡先です。